世界のナイフショールーム　山秀

シルベスター・スタローンの代表作の一つ映画「RAMBO（ランボー）」、ジョン・ランボーの使用するナイフはカスタムナイフメーカー故J.Lileによって制作され、各シーンを見事に飾りました。

ナイフはもともと映画撮影用に製造されたのですが、映画が上映されると共に多くのファンより入手希望が殺到した結果、合計１００本の限定生産が話し合われ、追加製作・発売へと進展し世界中に散って行きました。

続篇パート２「The Mission」ではブーイタイプのやや大きめのナイフが使用され、この場合は最初から100本が限定製作されました。ライル氏は既に故人であり、これらのナイフは世界中の映画マニア、ナイフマニアの間では最も注目されるコレクションのひとつに数えられているようです。

特に処女作「First Blood」の為に手造りされた13本と後に製作されたナイフとはブレードの形状、研削が微妙に異なります。

故ライル氏が何故13本にそこまでこだわりを持ったのか？調べておりますが理由はいまだ判明して居りませんが、更に今回入手後判明致しましたがスキャバードは写真で紹介します様に砥石付きとスティックタイプシャープナー付きと2タイプが準備されております。

このモデルには説明書がついており、その中で故ジミー・ライル氏は以下のように語っています。

『13は私のラッキーナンバーです。それ故1of13, 2of13,と言う様に13本全ての作品にナンバー13を入れ製作しました。そのナンバーの刻まれた裏側のタングには"First Blood"とマーキングが刻まれております。スタローン氏はNo1-6を使って映画を撮影し、No7-13を私がキープし極親しい友人に譲りました。No14からNo100までの作品には14of100, 15of100とマーキングしてあります。これら合計100本のシリアル番号の刻まれた作品がコレクター諸氏の間では特に価値の高い作品とされています。

全長：350ｍｍ
刃長：205ｍｍ
ブレード鋼材：440C